値上げの春。生活、株価への影響は?
2018.04.01 Sunday
いよいよ、今日から4月、多くの方が新たな生活を始めたり、節目を迎える日です。
さて、実はこの4月から、多くの業界で一斉に値上げが実施されることをご存知でしょうか。
我々に直接的に関わりの有るところでは、食品の小売り価格や外食の価格に値上げがあります。
値上がりする食品は納豆、ヨーグルト、コーヒー、小麦、ワイン等ということですので、納豆、ヨーグルトを毎日食べている家庭にとっては痛いですね。
外食では、松屋フーズは、『牛めし』等の価格を10円〜50円値上げするとのことです。
牛丼業界は価格競争でデフレが激しいのである程度の値上げは必要かと思いますが、優待目当てで保有している方にとっては、間接的に優待価値が下がります。
また、値上げの影響による客足の低下等が有れば業績へも影響があり、株価への影響も避けられないかと思います。
そういう意味では、一旦はリスク回避の売りが入るかもしれませんが、値上げによって、収益・業績が改善されれば、長期的に見れば、逆に株価は上がるのではないかと思います。
業務用ビールについても値上げが行われるということで、居酒屋のビール価格も値上げとなると、私の様にあまりお酒を飲まないサラリーマン以外は支出増となりそうです(笑)
次に、直接的には関係ないですが、鉄鋼業界でも4月契約、出荷分から値上げを行うというところで、鉄鋼を原料とする製造業等幅広い分野への影響が有ると思われます。
投資を始めてから、普段のニュースや情報の見方が変わって来たと感じております。
今までなら、次の瞬間には忘れていることが殆どでしたが(笑)その出来事によって、企業や回りに与える影響を考える様になりました。
※投資はあくまで自己責任でお願い致します。
色んな方の考え方を参考にさせて頂いています。